無許可営業

2019年11月27日

むきょかえいぎょう、と読む。

産業廃棄物でも一般廃棄物でも、収集運搬業か処分業を許可なく行うことを指します。個人罰は5年以下の懲役、1000万円以下の罰金の対象となり、法人罰としては3億円の罰金の対象となります。

業の許可は、①自治体ごとに取得、②有効期限がある、という点に注意して管理する必要があります。特に運搬は処分業と異なり、許可がある地域だと思ったらなかった、有効期限が切れてしまっていた、などの不注意で無許可営業になる可能性が少なくありません。

さらに、③産業廃棄物/特別管理産業廃棄物/一般廃棄物(3区分)×運搬/処分(2種類)の合計6タイプがありますので、混同しないようにします。

排出事業者の注意点

無許可営業が成立するためには、排出事業者が無許可の業者に処理委託しなければなりません。これは「無許可業者への委託」となり、これも5年以下の懲役、1000万円以下の罰金の対象となります。委託基準に関係することですので、詳細はこちらをご覧ください。

産業廃棄物の業の許可が必要な仕事を、排出事業者が気づかずに行ってる場合もあります。客先からの廃棄物の回収サービスや、廃棄物の運搬や圧縮などの簡単な処分を、構内作業の一環として実施しているケースなどです。

今のところ、これが大きな問題になったことはありませんが、本人が気づいていないので、かえって要注意です。内部監査などで、物流部門や営業部門にヒアリングをしてみるとよいでしょう。