配電盤・キュービクルのリサイクル

2020年02月14日

さて、年度末にかけて設備等工事が行われているところもあると思いますが、今回は電気設備の肝となる配電設備(キュービクルなど)のリサイクルについてお話をいたします。

キュービクル外観
キュービクル外観

さまざまなビルや施設において、こういった金属製の箱に配線やブレーカー、変圧器などがまとめられたものを見かけたことはないでしょうか。

設備の入れ替えで上記の状態で廃棄されることがあるのですが、実はこの中身にはリサイクルできるものがたくさん入っています。

外枠や内部の軸などの鉄部分は言わずもがなですが、中を這う配線も、電気を通すために銅でできており、リサイクル可能な重要な金属部品です。

また、使用されている部品の中で最もスクラップ価値の高いものは「ブスバー」です。

上記写真の赤茶色の金属ですが、こちらは大量の電気を効率的に流すために、こちらも主に銅でできています。

銅は熱伝導率・電気伝導率が高く、加工もしやすく、金や銀よりも比較的安価なため、電線などによく用いられています。

また、上記のブスバーは銅でできていますが、より電気伝導率が高い銀が用いられていることもあります。

当工場では、これらの解体選別した部品を、商社を経由して再生メーカ―へ売却しております。

銅の電線やブスバーなどは、スクラップとしての取引価格も高く、廃棄の際には銅単体で大量に発生するということもありリサイクルしやすいのです。建物解体時などの電線のリサイクル回収率はほぼ100%とも言われております。

電線くずの純良なものは、再度電線の原料とすることができ、資源を無駄にせず、産業を循環し続けることができます。

一方で、銅のほかにアルミニウムが電線やブスバーに用いられることもあります。

以前は、銅よりアルミニウムの方が安価で軽量であったものの、電気伝導率は銅よりは劣っており、銅製品と同じだけの電量を流すためには電線をより太くするなどの対応をしなければいけませんでした。

しかし、技術の進歩により、徐々にアルミの電線などは増えてきております。

アルミニウムも再生利用することはできるのですが、アルミニウムのスクラップは、銅に比べると、取引価格がかなり安価なため、リサイクル業としてはアルミニウムの電線はあまり嬉しくないところ...

銅部品が使われている製品は、当工場にて買い取れる可能性が高いです。ぜひご相談ください。

次回はそんなアルミニウムもしくはステンレスについてお話しようと思います。

(メジャーヴィーナス・ジャパン 田中慎也)


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