レベル1、レベル2、レベル3

2020年06月15日

れべるいち、れべるに、れべるさん、または、れべるわん、れべるつー、れべるすりー、と読む。

便宜的用法

廃棄物処理の話題として、レベル1や2や3という言葉を使われることがありますが、基本的にはアスベストの話と考えてよいでしょう。アスベストの飛散性によって、解体工事での作業方法、飛散防止対策が異なり、それぞれレベル1~3に分けています。関係する建材についても、同様にレベル1~3建材として分類されいてますが、いずれも法令の根拠があるのではなく、便宜的な用法です。(便宜的だということについては、こちらにも説明あり)

便宜的とはいえ、広く一般に使用されいてるために公的な資料でも使われる表現です。

廃棄物処理法では

廃棄物処理法では、法律で飛散性のアスベスト廃棄物を特別管理産業廃棄物として「廃石綿等」という種類を設けています。レベル1と2がこれに該当します。

一方、非飛散性のアスベスト廃棄物は、それ用の種類はなく、通常の産業廃棄物の「ガラスくずコンクリートくず及び陶磁器くず」「がれき類」などの種類に該当します。しかし「石綿含有産業廃棄物」として、契約書、マニフェストに記載しなければなりません。これはレベル3に該当します。

覚え方のコツ

余談ですが、レベル1と3のどちらが特別管理産業廃棄物に該当するのか、覚えにくいのではないでしょうか。3の方が、レベルが高そうに見えますし。以下に私がどう覚えているかのコツをご説明します。

私は、

レベル1は、1という形から、尖がっていて危険、飛散性でチクチクする=特別管理産業廃棄物

レベル2は、2ということで丸みを帯びてはいるが、尖がった部分があるのでまだ危険=特別管理産業廃棄物

レベル3は、全体に丸みを帯びているので、その状態だと危険性は低い=普通産業廃棄物だが、割ってしまうと危険なので取り扱い注意=石綿含有産業廃棄物として注意喚起

と覚えています。

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