水銀使用製品産業廃棄物

2019年08月22日

すいぎんしようせいひんさんぎょうはいきぶつ、と読む。

読んで字のごとく、“水銀を意図的に使用して作られた製品が、産業廃棄物となった物”のことです。意図的に水銀を使っていますので、通常の状態で健康被害が発生する可能性はほぼないのですが、破壊されるか、処分方法によっては水銀が飛散、人体に吸収される可能性があるため、廃棄物処理法で規制をかけています。(水俣条約がきっかけになったことは言うまでもありませんが)

蛍光管などに代表される製品が対象となり「廃プラスチック類」「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」「金属くず」などから構成されることが多いです。具体的な規制内容としては、

  • 許可証の事業の範囲に「水銀使用製品産業廃棄物」が含まれている収集運搬、処分業者に処理委託
  • 処理委託契約書の「適正処理に必要な情報」として、水銀使用製品産業廃棄物が含まれる旨記載する
  • マニフェストにも、同様に記載。(備考欄にチェックを入れる)
  • 保管場所の掲示板に「水銀使用製品産業廃棄物」を記載
  • 保管、運搬時に破壊されないよう、他のものと混ざらないようにする

等が挙げられます。(処理業者はもっとあります)


以下、水銀廃棄物規制について参考となるウェブページを紹介します。

環境省のページ:かなりしっかりとまとまっていますので、ここさえ見ておけば大丈夫です。特に、「水銀廃棄物の適正処理について、新たな対応が必要になります。(リーフレット)  」は、コンパクトです。

DOWAエコジャーナルのページ:さすがDOWAさん、水銀規制全般について 分かりやすく丁寧にまとめてあります。環境省のページより読みやすいですから、先にこちらを見てもよいかもしれません。

教えてアミタさんのページ:水銀廃棄物の種類ごとに、規制内容を表にしてまとめています。見やすく、工夫してまとめているので、頭の整理になるでしょう。