ゼロ円有価

2020年09月01日

ぜろえんゆうか、と読む。0円有価、とも書く。ゼロ円の代わりに無償(むしょう)という表現も使われる。

引き取ってもらうために処理費用を支払うと廃棄物(廃棄物処理法規制対象)、売却できると有価物(廃棄物処理法規制対象外)となるのが通常の運用、解釈です。しかし、処理費の支払いも買取もない、金銭のやり取りが生じることなく、ある物の引渡しが行われることもあります。無償譲渡ということもできます。

考え方

廃棄物該当性を判断するためには、総合判断説を用いますが、金銭のやり取りを重要な判断要素として含んでいます。もしゼロ円=金銭のやり取りが行われない場合は、それ以外の要素を考慮して判断することになります。

したがって、ゼロ円だからと言って有価物であるor廃棄物である、と一律で判断することはできません。ゼロ円有価、という表現には気を付けたほうがよいでしょう。

  • 廃棄物にならない例

たとえば、手作りのバレンタインチョコレートは、市場で有価物として売れるものでないとしても、プレゼントとして無償で渡されます。ゼロ円ですが、これを廃棄物ということはないでしょう。

  • 廃棄物になる例

一方で、無償であっても、再生燃料や再生土を「もう必要ない」のに無理やり持ち込んで山積みにしたのでは、廃棄物と解釈される可能性があります。