じゅんかんトレンディ

ほんの数年前、「脱炭素社会は無理があるから、低炭素社会と言って欲しい」と公言している日本企業が多くありましたが、今やそんな意見を言うことなど憚られるのではないでしょうか。PCBもアスベストもそうだったように、二酸化炭素はゼロに、プラスチックもゼロに、という世界になるのかもしれません。

ナシーム・ニコラス・タレブさんが書いた書籍「ブラック・スワン 不確実性とリスクの本質」をご存知でしょうか。従来の常識からは考えられないような事件や事象が起こり、社会に大きな影響を与えるリスクを指します。この本の出版後にリーマンショックが起こったため、これを予見していたのではないか、ということでも話題になりました。

海洋プラスチックの問題は、プラスチック業界、環境ビジネス、環境意識の高い人々の間ではかなり前から難問として意識されていました。それが亀の鼻にストローが刺さった動画がきっかけになり、一気に世界的に規制の流れが出来ました。それまでにも多くの写真が公表されていたのですが、あの動画を見ながら“もし自分の鼻の奥で同じこと起こったら”と疑似体験しやすかったことで、人々の感情に訴えたのかもしれません。Youtubeがなければ、今回の海洋プラスチック問題はなかったはずです。。。