堀り下げっっ‼廃棄物処理法

注意義務、つまり注意を払う義務が、排出事業者に課せられています。これは努力義務ですので罰則もなく、具体的に何をすべきかは法の条文では定かではありません。そのため、これまでご紹介した「委託基準①~③」を守っていれば基本的には問題にはなりません。

一般には再委託の禁止、再委託基準、と言われています。しかし条文を見ると「再委託」という文言が使われていないばかりか、そもそも再委託を禁止しているということが読みとれず、戸惑っている方もいるはずです。

前回は委託基準の中でも「許可の確認」についてでしたが、今回は「契約書の作成、保管」について解説します。契約書の作成と許可証の確認を同時にするルールにしておけば、実質的に契約書作成=委託基準の順守ということになります。

産業廃棄物の処理を他社に委託する場合には、産業廃棄物処理委託基準を順守しなければなりません。基準というと、量や濃度についての数値基準のように聞こえますが、実は「書類の管理・確認」についてのルールです。委託基準には大きく分けて「許可業者へ委託」と「契約書の作成、保管」がありますが、今回は許可業者への委託について解説します。