堀り下げっっ‼廃棄物処理法

前回は委託基準の中でも「許可の確認」についてでしたが、今回は「契約書の作成、保管」について解説します。契約書の作成と許可証の確認を同時にするルールにしておけば、実質的に契約書作成=委託基準の順守ということになります。

産業廃棄物の処理を他社に委託する場合には、産業廃棄物処理委託基準を順守しなければなりません。基準というと、量や濃度についての数値基準のように聞こえますが、実は「書類の管理・確認」についてのルールです。委託基準には大きく分けて「許可業者へ委託」と「契約書の作成、保管」がありますが、今回は許可業者への委託について解説します。

産業廃棄物の保管基準は、厳密にいうと①排出事業場での保管(法第12条第2項・施行規則第8条)、②積替え保管時の保管(施行令第6条第1号ホ、ヘ)、③処分業者での保管(施行令第6条第2号ロ)、についてそれぞれ規定されているのですが、基本的には共通ですので、基本的には区別をせずに解説をします。

産業廃棄物は20種類に分類されていますが、注意しないと判断を誤ってしまう場合や、法律の規定と実際の運用が違う場合があります。条文と実務、業界内で普及している解釈などを総合的に判断しなければならないのです。