本音deリサイクル

一般の方は「『廃棄物の品質管理』って意味が分からない」と思うことでしょう。しかし、何かの原材料としてリサイクルをするのですから、工程に投入される前のどこかの段階で、原材料としての品質管理をしなければななりません。リサイクルより間口の広い焼却/埋立であっても、管理が悪いと処理費が上がってしまいます。

カーボンプライシングとは、カーボン(二酸化炭素)の排出に対して費用を発生させることで、CO2の排出量を減らす仕組みです。炭素税や排出権取引などが有名です。

分別の徹底は、リサイクルの推進に必須です。リサイクルするということは、製品の原材料になるということですから、一定レベルの品質が求められるのは当然です。もちろん、焼却や埋立の場合であっても、分別を完全に無視することはできないのですが、厳しさが違います。

リサイクルの維持・推進、安定的な処理先の確保は、各企業にとって重要な環境課題の一つになっています。最近では2017年ごろから始まった中国の廃棄物輸入の禁止措置と、台風災害などによる廃棄物量の増大を受け、特に東日本圏では今も処理費の上昇が続いています。