本音deリサイクル

分別の徹底は、リサイクルの推進に必須です。リサイクルするということは、製品の原材料になるということですから、一定レベルの品質が求められるのは当然です。もちろん、焼却や埋立の場合であっても、分別を完全に無視することはできないのですが、厳しさが違います。

リサイクルの維持・推進、安定的な処理先の確保は、各企業にとって重要な環境課題の一つになっています。最近では2017年ごろから始まった中国の廃棄物輸入の禁止措置と、台風災害などによる廃棄物量の増大を受け、特に東日本圏では今も処理費の上昇が続いています。

2Rの進め方として、前回はエコラベルを参考にできるとご紹介しました。しかし、実施にあたって費用が発生する場合には、コスト削減効果を把握してから採用の是非を判断することになるでしょう。

3Rのうち最後の「リサイクル」は、リサイクルしてくれる業者に委託すれば推進することができます。その意味では、排出事業者に独自の工夫やノウハウが求められるということはありません。しかし、リデュースやリユース(=2R)は外部の業者に委託するというより、まずは自社内での取り組みが求められます。それも、各社の個別具体的な状況を踏まえた工夫となりやすく、他社の事例を参考にするのが難しいことが多いようです。